レトルトカレー見聞録

カレー好きの筆者(アラフォー子持ち)が世に存在する様々なレトルトカレーを実食しその魅力を発信しつつダイエットを綴ります

人生について悩む不惑目前

どうも、齢3○にして未だに人生の道筋が定まらない肥満体です。

 

先日、我が夫が内定を頂きました。昨年末から転職活動を始め、四月に転職、五月半ばより転職活動再開、九月より新しい職場にお世話になることとなりました。

 

そうです、現在の職場を五か月でリタイアするのです。

 

 

何故か?それは業界特有のサービス精神から発生する無償奉仕に嫌気が差したからでした。会社の方針、雰囲気、上司、同僚は素晴らしく学ぶことが多かったようですが如何せん社会不適合者の我が夫、自己犠牲のもと労働するなどもってのほかで日に日に精神を病めていきました。(思えば我が夫、その学閥勢力により大手企業社長排出ランキング上位常連の最難関私大卒なのに、労働が性に合わず輝かしい新卒カードを隅田川にぶん投げたような人です。)

 

 

年齢的にも転職市場において脂の乗り切った時期であり、ここを過ぎれば段々と選択肢がなくなるという境界線に立っていた夫、一生を現職種で生きるのかキャリアチェンジするのか考えたうえで後者を選択しました。

 

 

筆者、ここ最近ブログを更新していなかったのは転職サイト閲覧に注力していたからであります。幼児を抱えたワンオペ育児筆者が落ち着いてブログ更新できるのは勤務中のみ、この限られた時間をどのように使おうかと考えたとき転職活動に活用しようと思い立ったのです。

 

 

学生のみなさん、仕事中に転職活動するのもブログ更新するのもまともな社会人がすることではないですよ。このようなことが出来る職場は、当然ながら低賃金という対価しか受け取れません。自分の仕事観、人生観と照らし合わせよく考えて就職先を選びましょう。

 

 

筆者のこの活動、やはり夫の転職の影響は否定できません。筆者、以前綴ったように地方公共団体関係の財団法人に勤務しておりますが、①昇給の見込みなしの最低賃金、②コンプラ意識ゼロ(筆者、労基のホットラインに相談電話したことあります。担当者、あまりの時代錯誤と、就業規則におけるコンプラ意識の無さに驚いておりました)③上を占めるは昭和的価値観の天下り役人とベテラン社員という三重苦で、自身がこの職場にいる意義が見いだせなくなっていました。

 

 

筆者の暮らす田舎町にはまともな就職先がなく、多くの学生は親に促され医療職を目指し、医療職が不向きな学生は地方公共団体職員を目指すという、地元経済活性化という観念が全く見受けられない地域です。かつては勝ち組扱いされていた地方銀行もこのような経済状況では統廃合の憂き目にあい、ますます公務員人気は過熱しております。

 

 

そんな田舎の地方公共団体関連財団勤務の筆者、はた目には優良企業勤務に見えているようですがその実態は上記のとおり。潰れないだけいい、としか言いようがありません。同年代の友達が順調に昇給、昇格していく中で、入社時に言われた「二年目からは契約社員」という取り決めが果たされることなど勿論なく、ただ日がな一日来客を待つばかり。仕事を教えられるでも任されるでもなく、「これ、券売機でいんじゃね?」という業務に従事しております。おかげで体重も増えました。時間が出来たので様々なことを考えることも増えました。

 

 

結果、夫の転職を機に思い切って行動することにしたのです。

 

 

子どもを持つことでキャリアを中断し落ち着いた頃に再開する人は多くいるでしょう。筆者は恐らく一歳児を抱えていることから、今は転職のタイミングではないことは重々承知しております。

 

それでも、です。

 

フルタイムで働いていると思うのです。近所のコンビニの方がよほど条件いいのではないかと、登録販売者取ってドラッグストアに転職した方がよほど率よく稼げるのではないかと。じゃあそうすればいいじゃないかと思うかもしれませんが、ここで問題になるのが「筆者・正社員希望問題」。以前綴った通り筆者は高校卒業時進路未定であり、人生を捨てていた時期がありました。その時、小学校~高校まで一緒だった友人と遭遇し言われたのが

 

「すごいよねー私なんてのーんびり学生してるだけなのに、県外に働きに行ったりなんてしててさーぁ。羨ましいなぁー」

 

と、それまで聞いたことのない甘ったるい話し方で思い切りマウントとられた経験があります。(余談ですが3年ほど前にまたまた遭遇した際何事もなかったかのように話しかけてきたので一瞥し無視しました。大人げないかもしれませんが、私の中で彼女はあの時に死んだのです。)

 

 

その時から筆者はアイデンティティを求め続けているのです。大学に行き英語で司法を学び、予備校講師を務め、母となったパートタイム勤務の今でもなお求めているのです。我が夫、理解できないようでありますがそれは彼には確固たるアイデンティティがあるからでしょう。筆者にはないのです。そしてその不安を容易に埋めてくれるのが収入であったり職業であったりするわけです。

 

 

お分かりになりましたか?

 

 

現職場ではどちらも手に入れる事ができません。ましてや悪条件。転職を考えるのも無理はないでしょう?問題は年齢的に決まるかどうか、子持ちを正社員で新規に雇ってくれるところがあるかどうか...........

 

 

 

 

ふらふら揺れ動くアラフォー筆者、昨年の今日は病院で新生児の我が息子に怯えていたなあと回想しながらまた一つ歳を重ねたことで転職が厳しくなることに憂慮しながら、午後の仕事・ヤフーパトロールに取り掛かろうかと思う所存であります。

 

 

 

 

 

 

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