18日目:肥満式ダイエットカレー
レトルトカレー見聞録第18回、今回は「肥満式ダイエットカレー」を紹介したいと思います。一体どこから販売されているカレーなのか、その名を初めて耳にした方がほとんどかと思います。何を隠そうこのカレー、筆者がダイエット用に自作したカレーなのです。
本日朝7時35分、いつもであれば自宅にてzip!を横目に慌ただしく息子の準備をしている時間帯に筆者は保育園へと車を走らせておりました。保育園すぐそばの我が実家に息子の忘れ物を回収に伺ってから登園する予定であったからです。カーナビTVでは普段自宅では絶対に見ることのないTBS重役アナウンサーがトレンドニュースを紹介しており、そんな中聞き捨てならない言葉が聞こえてきたのです。
「よこすかカレーフェスティバル開催中」
筆者の胸は高鳴りました。何故ならカレー熱に押され朝から激辛キーマカレーを調理し、朝食&弁当と2連食することに思いを馳せ至高の時を感じていた最中だったからです。
運命というのは本当に不思議なもので、ボニーがクライドと出会ったように、りんごとにんにくが出会ったように、筆者とアズミンが出会ってしまったのです。(ただしアズミンが「朝からカレー食べたくなりました」と発言したのを聞いて、彼と筆者のカレーに対する温度差を感じてしまったため一方的に別れを告げましたが。)
これはカレー記事を更新しなければならない!しかし今日はレトルトカレーではなく自作カレーしかない。それならば・・・それならば、自作カレーを紹介しようではないか!!
あいにく会社パソコンからの投稿であるために写真をお見せすることはできないが、レシピだけでもお伝えしようかと思う次第であります。
では、肥満式ダイエットカレーのご紹介です!
材料:
鶏ひき肉 ・・・適量
にんにくすりおろし ・・・適量
生姜すりおろし ・・・適量
たまねぎ ・・・半分
クミン ・・・適量
トマト(腐る直前) ・・・適量
カレー粉(ハチ食品推奨) ・・・適量
一味唐辛子 ・・・一袋
塩 ・・・適量
ご覧ください、”適量”の数々。
そうです、料理とは生き物なのです。
日々進化していく料理、二度とは会えない一期一会を大切に、感謝の意とスパイスを噛みしめてこそが神髄であると信じております。
ここまで揃えば8割完成です。包丁とまな板は玉ねぎをみじん切りにしたらお役御免。
腐りかけのトマトはグラップラーBAKIすれば瞬殺です。
では、残り2割の工程を3行でお届けします。
1 ひき肉玉ねぎ→にんにく生姜→カレー粉・クミン・一味の順でジュワー
2 トマトをフライパン上でBAKI
3 トマトの形が消え、いい具合に煮えたら塩で味を調える
※クミンシードなら一番初め、パウダーならカレー粉と一緒に
※にんにく・生姜は焦がさないため途中投入。粉ものは粉臭さを飛ばす程度に(1分)
※定期的に混ぜないと焦げるので注意
何を隠そうこのカレー、油を使わず、糖質も限りなく低いような雰囲気を醸し出すのです。炭水化物量を意識する程度には糖質を気にするが細かく制限するような食生活にはみじんも興味がない筆者、このカレーは罪悪感を感じることなく食べることが出来、また大量のカプサイシンによる発汗もしくは整腸作用が減量を後押ししてくれているように感じるのです。
本来はもっと好みのスパイスを追加してアレンジするのですが、多くのスパイスが虫の息状態だったため唯一残っていたthe most favorite spice・クミンのみを投入し仕上げました。
熱々激辛カレーを白滝ごはんにかけると、そこはもうR○Z○P。
運動ではなく食事制限ダイエットがメインなのに”GYM”と騙っているがために減量成功者の多くが安心しきってしまい終いにはリバウンドするという、かの有名なあのGYMを彷彿とさせます。
めいっぱい食べたいなら運動しなさい。
若かりし頃1日4食食べていてもみるみる痩せていくという奇跡体験をした筆者、その秘密は週5のジム通いであったと頭ではわかってはいるがいかんせん体力と状況がそうは許してはくれず、脳内では上記お告げがリフレインしているなか
「いかにして運動せずに体重を落とすか」
ばかりを考えて午後のひと時を過ごそうと計画中であります。