レトルトカレー見聞録

カレー好きの筆者(アラフォー子持ち)が世に存在する様々なレトルトカレーを実食しその魅力を発信しつつダイエットを綴ります

霊長類考察シリーズ第3弾: ネコ科と霊長類

霊長類考察シリーズ第3弾、今回の考察対象は「3歳次女を虐待の上死亡させた色狂いメスチンパンジー」です。動物園関係者様、動物学者様には「チンパンジーの生態も知らないくせに」とお叱りを受けそうなのは覚悟の上で書き綴っております。

 

 

 

事件概要は

メスチンパンジー、オスと知り合い同棲開始→昨年末次女に暴行、その結果太もも骨折したのに放置→次女、その後脳損傷で死亡

 

というものです。最近よく目にする児童虐待事件です。息子の夜泣きによりストレス8合目の筆者は実にギリギリのreal faceを生きているなと日々感じていますが、一歩間違えるとこのようになってしまうのかと震撼し、また踏みとどまっているからこそ人間であるのだなと実感しております。

 

 

 

猫と暮らしながら感じるのは「彼らは前世で徳を積んだ人たちの生まれ変わりなのかな」ということです。これは我が家のにゃんこたちが仲良しだからそう思うのかも知れませんが、常に一緒で喧嘩もなく、人間には可愛がられ、快適な生活環境を提供されているのを見るとそう思わざるを得ないのです。仏教では救いが少ない世界と言われる畜生道、しかし家畜化された動物がペットとなり家族へと変化した21世紀においては天道と化したのではないでしょうか。

 

 

 

 

人間道に紛れ込んでいる畜生、即ち霊長類。たちが悪いことに、より高度化したメスとしての本能に支配されてしまった今回の霊長類は、本能でオスを求め、その結果自らの子を死に至らしめるという繁栄の観点でいうと真逆の行動に走ったのです。本能としてならば本来実子は遺伝子を残すため保護すべき対象でありますが、悲しいかなチンパンジーは性欲が母性を勝り、オスとともに愛おしい我が子に対して虐待を繰り返すという畜生の行動をとっていました。

 

 

我が家の猫たちをご覧ください。皆同じ施設出身ではありますが年齢はバラバラ。子猫期にやってきた次男サバ白は長男黒い仔の愛情を目いっぱい受けすくすく成長しました。この仔たちには勿論血縁関係はありません、ということは畜生理論でいったらお互いが子殺し対象であり対立関係であるのが一般論です。(子殺しに関してはインドのサルに見られた事例を元にしています。猫にも同様の習性があるようですが........)

 

 

 

 

しかし我が長にゃんはセンターでも有名な世話好き子猫好きだったため、初対面からそれはそれは大切に次にゃんを育て、三にゃんキジ白の加入後は2頭で切磋琢磨しながらにゃん育てに勤しんでおりました。彼らは宦官化したことから生殖本能を失った代わりに同種の赤子を我が子のように愛おしむという、(オスなのに)母性本能が芽生えたのでしょう。精神的に安定し、仲間を愛おしみ思いやる気持ちを持った猫たちを見ていると、人間道に紛れているチンパンジー達にも同様の処置を施すことで無用な子殺しが無くせるのではないかと浅薄ながらも思ってしまったりするのです。

 

 

人とチンパンジーの分かれ道、それは理性と想像力の有無ではないでしょうか。

 

 

 

人は生まれながらにしてチンパンジーではありません。環境から何を学ぶのか、何を教えられるのかにより分岐点に立つのです。素晴らしい環境下で学ぶことが出来る人間はそもそも分岐に来ることなどないかもしれませんし、劣悪な環境下でも多くを学び糧にすることで正しい道を歩む人間もいます。

 

 

このメスチンパンジーはオスと同棲した段階で畜生化したのでしょう。常に瀬戸際だったようですが確定してしまったんですね。オスチンパンジーに関しては逮捕されたことで人間に捕獲されたのがよほど怖かったのでしょうか。自死という、人間の目には無責任に映る選択をすることで、異種である人間からの解放を選びました。

 

 

 

逮捕されたことで人間の弁護人が付いたこのメスチンパンジーにはどのような結末が待ち受けているのでしょうか。

 

 

天道の猫たちはその行方を見届けたいと思っています。

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