11日目:カレー職人 ビーフカレー
レトルトカレー見聞録第11回、今回紹介するカレーは「グリコ・カレー職人ビーフカレー」です。
カレー職人シリーズ最後を飾るのは王道ビーフカレーでございます。筆者のビーフカレーへの思い入れは以前の記事でご紹介した通りで、実は心密かに一番心待ちにしていた気さえしてならないこちらのカレー、満を持して登場です。早速いきましょう!
では、パッケージ拝見。
さすがはビーフカレー、シーフードカレーと並び2大高価格カレーとして君臨しているだけのことはあります。
テーブルクロスはアカデミー賞を彷彿とさせるようなレッドカーペット、その上に鎮座している具材たっぷりのその様相は、まるで主演女優賞最有力と言われながらも一切そんな雑音は気にせず「目いっぱい今日という特別な時を楽しみたい」と笑顔でインタビューに答えるスカーレット・ヨハンソンのよう。内なる才能は目視できる具材のように溢れ出ています。少し波打ち陰影が出来ているのもまたその高級感に拍車をかける結果に繋がっています。
やられましたよ、江崎グリコ様。この細部にまで拘る仕事ぶりはさすが天下の台所・商人の町大阪発祥のグリコといったところでしょうか。
では、考察。
パッケージで宣言している通り、具材としてはたまねぎを使用せずじゃがいも・にんじんに食感担当を任せているようです。
続く牛肉、第2位につけていることからこれは「ビーフカレー」を期待できます。何せグリコと言えば激辛カレーLEE考察の際大き目ゴロゴロ牛肉で私を楽しませて下さいました。逸る気持ちを抑えながらもう少し細部を詰めて見ていきましょう。
材料構成からベーシックなカレーということが想像できます。このベーシック素材からコク深さを出すためには多大なる労力を要したのではないのだろうかと思いを巡らせながら、「グリコ・カレー職人ビーフカレー(170g)」
いざ、実食。
やはりビーフカレーはking of the curries であった…カレー職人シリーズ最大級の具材がお出迎えした後は久々に感じるスパイシーな香りが鼻をくすぐります。この二重奏が食欲を増進させどんどんスプーンが進みます。
最近食していたカレー職人達は全てビーフカレー同様中辛だったのですが、一つ一つがその個性を光らせることからスパイスの風味を強く感じることがなく幾分寂しさを感じていた筆者にはうってつけのカレーであることは間違いないです。じっくりtasting するとしっかりとピリピリとした辛味を感じることも出来心もお腹も大満足の筆者、とりを飾ったビーフカレーに最大限の敬意を表しながら食べ進めていきます。
お世話になりました江崎グリコ様。次はどのカレーをいつ頂くことになるのかお約束出来ませんが、あなたから頂いた最上級の愛情は今後永遠に忘れることはないでしょう。
とりあえず来夏のLEE30倍での再会は決定事項であることを再認識し、次はそろそろ辛いのをいきたいなぁと次カレーを探す…