レトルトカレー見聞録

カレー好きの筆者(アラフォー子持ち)が世に存在する様々なレトルトカレーを実食しその魅力を発信しつつダイエットを綴ります

6日目:咖喱屋カレー 大辛

レトルトカレー見聞録第6回、今回紹介するカレーは「ハウス・咖喱屋カレー大辛」です。

「カリー屋」の変換に手こずった筆者、以後はカタカナ表記とさせて頂きます。12月のとある月曜日、チラシにて「木曜日はカリー屋カレー87円」の文字を目にし来たるべき木曜を待ちわびていた筆者、我慢できずに水曜日近所のドラックストアに出向いたところ89円にて販売されているのを発見。近隣スーパーの価格争いのおかげで1日早く入手出来たので早速レポートさせていただきます。

では、パッケージ拝見。

f:id:retort-curry:20181208100820j:plain

老舗洋食店を彷彿とさせる左上部の看板、中国語表記の「カリー」の文字。黒字をゴールドで縁取った商品名が堂々と中央に鎮座しています。

右手に見えるは赤い楕円状の囲いの中に黄色字の「大辛」。この赤い円形、色調がグラデーションになっておりその臨場感を存分に感じとることが出来ます。差し迫るスパイスの辛味を表現したのでしょうか。

その上にはハウス食品様の気合の表れ「29種類のスパイス」の文字が商品名に負けず劣らずの存在感を示しています。さすがスパイス研究のハウス様、さらりとその意地・プライドを表現しました。今後は高いからと言わずにハウス食品様のスパイスも購入を検討してみます。

では、考察。

f:id:retort-curry:20181208100919j:plain

真っ先に目に飛び込むのはアレンジを推奨するキャッチーなフレーズ「楽しくアレンジ!おいしさ広がる!」。その言葉と共に2枚の写真が添えられた背面上部に何とも言いようのない感情が沸き上がってきました。まさかのアレンジ推奨…?しかもキムチ…??確かに歌手や芸術家もfeaturingすることで相乗効果としてより上質な作品が出来上がることは多々ある。

しかしそれは互いの才能を尊重しあうことで可能なのであり、キャベツカツカレーはまだしもキムチカレーは完全にカリーの魅力をキムチが打ち消してしまうのではないか…?我が家の冷蔵庫を見てみるとキムチの存在は確認できず、その実態を調査することは出来ないが機会があれば是非とも試してみたいものではある。

そして皆さん、お気付きになりましたか?そうです、背面には原材料の記載が無いのです。

f:id:retort-curry:20181208100938j:plain
f:id:retort-curry:20181208100940j:plain

右側面に表記されている原材料、特筆すべきはしょう油とみそという2大ジャパニーズ発酵食品でしょう。ハウス食品様の隠し味はみそなんですね。次回お家カレーを作る際にはジャワカレーとみそで挑戦してみます。

今回は原材料考察よりもコラボレーション具材の考察に時間を費やしてしまった筆者、ハウス食品様の折角の提案に水を差すようなことをしてしまい罪悪感に苛まれながら「ハウス・カリー屋カレー大辛(200g)」、

いざ、実食。

f:id:retort-curry:20181208100957j:plain

大辛の割に辛さは感じないが複雑な風味が感じられます。これはみそかしょう油か?はたまた牛肉か…?…全てか!!ここで活躍the most popular seasonings in Japan! やはり大豆発酵食品は日本人の心なのでしょう。

f:id:retort-curry:20181208101016j:plain

具材はしっかりとした食感のある牛肉とじゃがいもを確認。パッケージほどの量に感じられないのはルーに溶け出し「具材」から「コクや風味」へと変貌を遂げたからではなかろうか。

そして少し冷えてきた頃に感じるスパイスの風味ではない独特な、しかし心地よいまろやかさを感じる風味。どこかで食べたことあるなあ…これはローソンセレクト・ビーフカレーで感じた風味じゃないか…?やはりハウス食品様のレトルトカレーを特徴づけるものはみそなのだ!!そう確信し、明日のカレーを探し求める…

amazonで買う

spocered link