レトルトカレー見聞録

カレー好きの筆者(アラフォー子持ち)が世に存在する様々なレトルトカレーを実食しその魅力を発信しつつダイエットを綴ります

4日目:カレー職人 バターチキンカレー 中辛

レトルトカレー見聞録第4回、本日紹介するカレーは「グリコ・カレー職人バターチキンカレー」です。

 

以前の記事で「バターチキンカレーに魅力を感じるが辛さが足りないことがネックとなり購入断念」とお伝えしましたが、今回のバターチキンカレー、中辛ということもあり購入を決意。

 

定期的にインドカレーレストランにてカレーを嗜む筆者ですがレストランで頂くとなるとバターチキンカレーは値が張ることから未だに未食でありました。初バターチキンカレーが江崎グリコ様のバターチキンカレーということになるので、本場との比較ではなくあくまで主観になることご了承願います。

 

では、パッケージ拝見。

 

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まず目についたのがこだわりのテーブルクロス。インドカレーレストランで使用されていてもおかしくない様な本場の雰囲気を感じさせる絵柄、それを際立たせるかのように暖色のリボンに書かれた黄色の「バターチキンカレー」の文字。想像上のバターチキンカレーが今にも口の中で踊りだしそうです。

 

そして何よりパッケージ上部に大きく記載されている「レンジで“チン”するだけ!」が筆者の心を捕えて離しません。ほとんどのレトルトカレーがレンジ調理可能ですが、多くは別皿に移し替えて温めるというスタイル。この方法だと洗い物が増えるほか冷えたパウチ内に固まったカレーが残されてしまうこと、また温めたカレーをご飯にかける際皿に(微量ではあるが)カレーが残ってしまうなど多くの難点が存在しています。

 

そのような理由から湯煎スタイルを貫いていたのですが、こちらのレンジ調理であれば湯煎と変わらないクオリティーで更に時短でカレーが温まるのです。

 

では、考察。

 

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逸る気持ちを抑えられずに開封してしまったのが見て取れるかと思います。

 

やはりレンジ調理推しなのでしょう。通常のレトルトカレーであれば湯煎調理とレンジ調理に同程度の説明スペースが設けられていますが、こちらでは9:1の割合で、レンジ調理が湯煎調理を圧倒しています。

 

そして原材料。第一位が野菜ではなくトマトペースト、続いて二位が味付鶏肉という“いかにもインドカレー”という材料が並びます。よくよく原材料を考察していくと「あれ?これって家でも作れる?」と感じさせるものばかり。これは本格的なカレーにこだわるあまり余計なものは加えず基本の材料に忠実でという江崎グリコ様の熱意の証であります。

 

インドマミーの味そのままに、そんな江崎グリコ様の願いが伝わる「カレー職人・バターチキンカレー(170g)」

 

いざ、実食。

 

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スパイスの風味の代わりに広がるのは爽やかなトマトの酸味。しかしそれは決して過度なものではありません。この酸味をまろやかにし口当たり良く仕上げているのは間違いなくバター。トマトの風味とバターのまろやかな味わいのハーモニーが口いっぱい広がります。

 

カレーらしさはあまり感じられませんが、この感想は筆者のカレー知識がまだまだだということを露呈するものです。何故なら確かにこれはバターチキンカレーとして世の中に存在しているカレーだから。

 

今まで筆者が「甘口だから」「高いから」などという理由で敬遠してきたツケが回ってきたのでしょう。「女性に人気のバターチキンカレー」はその大きな存在感と共に確かに存在するのです。

 

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原材料に「野菜」の表記がなかったことから目視できる具材は全て鶏肉ということになります。税込116円でこの具材の多さには脱帽。食べ進めるうちに徐々に冷めてきましたが、そんな中存在感をあらわにしたのがチーズのコク。最後まで乳製品の深いコク・味わいを感じさせるとは、さすが「バター」チキンカレーです。

 

次は思い切っていつものレストランでバターチキンカレー頼んでしまおうか…と悩みつつ次なるレトルトカレーを探す旅に出る。

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