レトルトカレー見聞録

カレー好きの筆者(アラフォー子持ち)が世に存在する様々なレトルトカレーを実食しその魅力を発信しつつダイエットを綴ります

9日目:カレー職人 欧風カレー

レトルトカレー見聞録第9回、本日紹介するカレーは「グリコ・カレー職人欧風カレー」です。予告通りのカレー職人シリーズ、第2弾は欧風カレーを頂こうかと思います。

 

各社から販売されている欧風カレー、高級路線では函館五島軒、お手頃価格では銀座カリーなどが有名ではないでしょうか。実はシリーズ販売されているカレーには必ずと言っていいほど欧風カレーが仲間入りしています。カレー職人然りカリー屋カレー然り。欧風カレーという確立された1ジャンルで食べ比べするのも楽しいかもしれませんね。

 

では、パッケージ拝見。

 

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カレー職人と言えばこだわりのテーブルクロス。鮮やかなグリーンのクロスが目を引きます。青いリボンとのコントラストはまるでスコットランド貴族護衛隊の勇敢ながら繊細な騎士道精神を表現しているようです。

 

そしてやはり欧風カレーに欠かせないのがマッシュルーム。生まれてこの方「マッシュルーム」を購入したことがない筆者、家庭でマッシュルームを食すことに小さな興奮を覚えます。

 

しかし我が家の母はマッシュルームの存在を知っていたのだろうか…貧困家庭育ちの筆者の食卓には「わざわざ買い揃えて作りました」という料理が(正月以外)並んだことがありません。ビーフシチューソースfeaturing豚肩ロースなんて日常茶飯事。マッシュルームなんて伊勢丹の地下食品売り場でしか販売されていない高級食材だと信じて生きてきました。幼い日の淡い思い出に浸りながら…

 

では、考察。

 

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野菜には「たまねぎ、マッシュルーム」だけが明記されています。この気合、どう形容したらよいものでしょうか。ルーの素となる小麦粉に次いで第3位の牛肉は、パッケージ右下に「牛肉2%使用」とその存在感をたっぷりとアピールしています。

 

「ブイヨンと乳製品のまろやかさ」と謳っていますが「牛乳」の2文字が見えないあたり、チーズに頑張ってもらおうというグリコ様の発酵乳に対する信頼の高さが見て取れます。大好きですチーズ、乳製品の特徴を凝縮したあの個体は毎晩のアルコール摂取をルーティンワークとしている筆者にはなくてはならない存在です。まるでボニー&クラウドのように、肝硬変&脂肪肝という破滅の道を共に突き進む人生の相棒です。(あくまで筆者の主観による感想です。

 

チーズとアルコールの相乗効果における健康効果をご存知の乳製品メーカーの皆様、お勧めチーズとアルコールの組み合わせを商品付きでお知らせください。)前置きが長くなりましたが今日もお世話になりますグリコ様。「グリコ・カレー職人欧風カレー(170g)」、

 

いざ、実食

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はいきましたマッシュルーム!!高級感溢れるその容貌は幼き日の羨望の眼差しをアラサーにもたらします。ああ、カレーマルシェでしか拝見したことがございませんでしたマッシュルーム様。まさかカレー職人で口にすることになろうとは…この独特のコリコリとしながらも柔らかな食感はエリンギよりも繊細で味はシメジほど癖のない、正にking of mushrooms!!です。

 

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粉々の牛肉を時折感じながら食べ進める中で感じたこと、それは「カレーではないかなぁ…」でした。いえ、これは筆者が日々食しているのがスパイシーなカレーであり、洋食店のカレーであったり欧風カレーのような繊細な奥深さよりも舌に感じる直接的な刺激を過度に求めてきた結果なだけであります。

 

そう、これもまたカレーなのであります。

やはり欧風カレーの世界は奥が深い…そう感じながら次回は洋食カレーかなぁと思いを馳せ今日も眠りにつく…

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