レトルトカレー見聞録

カレー好きの筆者(アラフォー子持ち)が世に存在する様々なレトルトカレーを実食しその魅力を発信しつつダイエットを綴ります

ご無沙汰でございます報告

最後の更新からどれだけの月日が経ったのだろうか・・・

 

世界的に流行病が席巻し、ヨーロッパではまさかの開戦という、まるで大正期にでもタイムスリップしてしまったかのような錯覚を起こしてしまいそうな”令和”の世が訪れてから早4年が経過しようとしている。しかし、皇族の独身女性が自由恋愛を謳歌したうえで非正規労働者の恋人とNYで新婚生活を送っている報道を目にするたびに、「嗚呼、大正ではなく令和なのだな。現人神ではなく、国民の象徴なのだな。」と実感するのである。

 

しかしどこの世界に無職の司法浪人との結婚並びに海外移住を許可する親がいるものだろうか。”次期国民の象徴最有力候補”との呼び声高いご一家ではそのようなことが許されるようであるが、まともな人生設計もできないような男との結婚を許可するような方々を”日本国民の象徴”にするのであれば、対外的に日本人は夢想主義者であると思われても仕方あるまい。筆者が親であれば絶縁案件であることは間違いなしである。

 

・・・かくいう我が夫も”学者・自営業家系に産まれた高学歴社会不適合者”のため、現在に至るまで一般的な社会経験を積むことなく生きてきた人だ。偉そうに人を批判しておきながら、自身もそのような男性を生涯の伴侶として選んだのだ。しかし最大の違いは、夫は富裕層に産まれ蓄えもあり、寧ろ借金まみれの私を援助してくれたことである・・・

 

と、ここで気づく。私の発言の根底には無自覚の性差別が含まれている、いや含まれているのではなくそれにより構成されているのではないか、と。「男性は安定した職に就き女性を支える」という潜在意識のもとにK室を批判しているのではないか・・・?

 

恐らく全読者は思っただろう、お前の夫はどうなんだ、と。全読者が思ったに違いないその疑問、結婚時一番に感じていたのは筆者なのである。

 

幸い我が夫は社会不適合者専任職”非常勤予備校講師”として働きながら自営でウェブデザイナーもこなすバイタリティ溢れる働き盛りである。筆者との共働きで、身の丈に合った生活を営んでいる。たとえ夫婦とも正社員ではなくとも、だ。

 

そのため筆者は産後間もない身でありながら家計を支えるため夜勤をしたが、これがまた非常にいい経験となったと実感している。社会の流れに反して副業を認められていない薄給企業戦士たちが素性を隠して働くにはうってつけな職場では、目元のみ確認できる作業服に身を包み己を隠すこと必須のため、安心して社則違反が出来るのである。

 

・・・そこはもう副業を禁じられている労働者たちのパラダイス・・・

 

個人を特定できない恰好でひたすらに惣菜を仕込むその姿には、「AIには到底到達できやしない人間のみに与えられた特権職」に対する誇りが垣間見え、将来の転職先はやはりカレー屋しかないと実感したのであった。

 

                                                                                                                    to be continued..

 

 

 

 

 

 

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