レトルトカレー見聞録

カレー好きの筆者(アラフォー子持ち)が世に存在する様々なレトルトカレーを実食しその魅力を発信しつつダイエットを綴ります

17日目:明治・男の極旨黒カレー

レトルトカレー見聞録第17回、今回紹介するカレーは「明治・男の極旨黒カレー」です。

 

正月は朝から飲酒許可が出ていた筆者実家、その因習に従うべく毎日のようにモーニング水割りを頂きもはや体力の限界。鋭気を養おうと元気一発なカレーを求めこの度こちらのカレーにたどり着いた次第であります。お疲れ気味な男性にはお馴染みのマカ、アラサー女にどのような効果をもたらすか…??

 

では、パッケージ考察。

 

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ブラック&ゴールドで構成されているパッケージはまるでかつて一大帝国を築いた誇り高いアンデス高地の勇者たちのよう。黒と白のcurry and rice は険しいアンデス山脈dead or aliveを模しているかのようで、寒冷な高地の気候に翻弄されながらも一大文明を築いた彼らの苦難が表現されています。お疲れのアラサー女の五臓六腑を癒してくれること間違いなしだと強く確信。また焦がしにんにく油という味覚&嗅覚に作用する劇薬の疲労回復効果にも期待したいものです。大き目鶏肉に期待しつつ…

 

では、考察。

 

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この黒さは黒ゴマの成せる業なのだと納得。背面まで黒と黄色、白で統一している明治様の気合に「これはチカラみなぎる旨さだろう」と弱った胃腸をさすりながら期待値が上がります。こちらのカレーも小麦粉は使用せず作り上げているようで、よりマカマカしたカレーを楽しむことが出来るのではないかと推測。

 

原材料からひしひしと感じるJIYOUKYOUSOU様、様々な欲が停滞気味のアラサーに活力を与えてください!!…しかしマカというのはアンデスの高地で逞しく生き抜く強い生命力を持つ強靭な植物なのだな…オットピン、ノコギリヤシに並ぶ男性ご用達食品なのも納得。マカよ、オラに力を!!お菓子の明治はカレーで花開く、前回の銀座カリーでそのように感じた気持ちは嘘じゃないと証明したい…そんな筆者の思いを乗せて、「明治・男の極旨黒カレー(180g)」

 

いざ、実食。

 

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これはエチオピアカレーに引けを取らない重さのルー。ぼてっとした真っ黒なルーは筆者に「デート中だけど欲望に負けてイカ墨パスタ頼んじゃった…」時のような食欲に負けた女性の複雑な、しかし抑えきれない欲求を呼び起こすものでした。

 

筆者は自宅にて食すので問題ないのですが、殿方との会食中に滋養強壮を求めてマカ入り黒カレーを頼みいざ配膳された時には「冷静な胸の高鳴り」という相反する精神的及び肉体的反応に戸惑うことでしょう。きっと殿方はあなたの注文時にその反応を体験しているはずです。これは間違いなく「男の極旨黒カレー」。女子は購入する際レジにて air iPhone することをお奨めします。

 

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では一口目。ジンジャーの風味と辛さ、その中に感じる甘味。これはたまねぎでしょう。ルーの質感及び原材料ランキングからも玉ねぎの量が推し量れます。具材は大き目鶏肉3つですが重めのルーのお陰で物足りなさは感じず寧ろ満足度が高い仕上がりに。胡椒が効いた意外としっかりとした辛味も相まってご飯が増々すすむ君です。

 

…一刻も早く頂きたいという欲望に負け考察が甘くなってきている最近の自分に喝を入れてくれる人を募ろうと、友人にこのブログを見てもらったら「全体的に狂ってる」という評価を頂いた2019年新春、今年も誠心誠意カレーを頂いていくことを決意した筆者は次なるカレーのために今日もハンドルを握りしめる…

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