レトルトカレー見聞録

カレー好きの筆者(アラフォー子持ち)が世に存在する様々なレトルトカレーを実食しその魅力を発信しつつダイエットを綴ります

13日目:大塚食品 ボンカレーゴールド辛口

レトルトカレー見聞録第13回、今回紹介するカレーは「大塚食品ボンカレーゴールド辛口」です。

 

前回の記事でシュワッチしていたカレー、そうこちらのボンカレーです。大食漢の筆者、前回が100kcalと低カロリーだったのでこのままもう一食いっても大丈夫!とまるで「ジャガイモは野菜だよHA!HA!HA!」と笑いながらフライドポテトを食らうAmericanのような発想に陥ってしまい、このラビリンスから抜け出すためにはやはり食べるしかないと決意したのでありました。

 

現状腹は8分目、目指す頂上は目と鼻の先です。いざ、大塚食品様の努力の結晶・日本初のレトルトカレーボンカレー」の世界へ!

 

では、パッケージ拝見。
 

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円谷プロとのコラボレーション…前回記事で隣県のだし活についてお話しましたが、実はその隣県は円谷プロ重鎮の出身地らしく、隣県旅行の際道路案内板にウルトラマンが描かれているのを目にしたときにはウルトラマンフリークでもないくせに一種の高揚感を感じたのを憶えています。何という運命の悪戯。このように運命の布石は置かれていくのだな…やはり食べるべくして食べるのである…!!もう筆者の目にはそそり立ったチチトラマンの角とボンカレーゴールドの文字しか映っておりません。でもこのまま勢いで食すのは大塚食品様に申し訳ない。やはりお互いの距離を縮めるためにはじっくりと…

 

では、考察。

 

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何ということでしょう。ジャガイモ加工品ではお馴染みのフレーズ「じゃがいも(遺伝子組換えでない)」をまさかカレーで目にすることがあろうとは…消費者の感じる不透明な違和感がこの一言で鮮明になりました。

 

全てのじゃがいもは潜在的に遺伝子組み換えの可能性を秘めていますが表記が一般化されているのはじゃがいも加工品のみという、見ようによっては「隠蔽」ともとれる表示がまかり通っていたのが世の常でした。

 

そこに一石を投じるかのように、カレーにおいてこのフレーズを用いた大塚食品様の「消費者の食の安全をsecure」精神には脱帽でございます。

 

また、多彩な果物使用が原材料から見て取れますね。フルーツチャツネ、りんごペーストとコク深さを想定させるラインナップ。ウスターソース&赤ワインの和洋食コンビとエシャロットペーストのマッチングも気になるところです。やはり原材料考察は必須、そう痛感しながら大塚食品ボンカレーゴールド辛口(180g)」

 

いざ、実食。

 

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まず皆様にご確認していただきたいのは大きな大きな具材の数々です。さすがレトルトカレーleading company大塚食品様、他の追随を許さないその前進姿勢は以後続くであろうレトルトカレー界の繁栄に一役買っているのではないのでしょうか。

 

先駆者が常に一線で活躍して功を奏すのは企業間戦争だから成り立つのであり、組織内においては命取りになるであろうという際どいバランスの上で成り立っているレトルトカレー界、今後もますます目が離せません。

 

よし、いくぞ一口目!辛口を即座に感じないのはやはりフルーツたちの賜物でしょうか。家庭カレーでは決して出せないであろう複雑な味わいを家庭で楽しめるのはレトルトカレーの醍醐味です。

 

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大塚食品様のレトルトカレー商品化にかける熱い思いが家庭におけるカレー文化の発展に大いに貢献したことを述べるには今更ですが、でも語らずにはいられません。このカレーには歴史を感じます。このカレーには言いようのない重厚感を感じます。家庭で食べる本格派レトルトカレーも良いものですが、ボンカレーのこだわり家庭カレーはやはりみんなに愛される存在なのだな…としみじみ感じました。

 

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…次は久々激辛攻めちゃおうかなぁ…でも頂上から折り返さんとばかりに膨らんだこのお腹では明日絶食必須かな…などと思案しながら突然の腹痛に襲われトイレに駆け込む…

 

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