レトルトカレー見聞録

カレー好きの筆者(アラフォー子持ち)が世に存在する様々なレトルトカレーを実食しその魅力を発信しつつダイエットを綴ります

霊長類考察シリーズ第2弾:昭和的筋肉脳考察

レトルトカレー見聞録小休止の恒例”霊長類考察シリーズ”第2弾、今回は「罰でランニング、トレーナーが救急車進言も監督応じず」です。

 

 

中部地方の大学でランニング中に意識不明となった野球部4年生を救急搬送するよう進言されたにもかかわらず、監督は30分ほど放置し部の車で病院へ搬送。翌日、生徒が死亡するという痛ましい出来事が起こりました。

 

 

多くを語る必要はないでしょう。

令和4年、世界中を席巻している新型コロナウイルスに立ち向かおうと多くの製薬会社が切磋琢磨しながら新薬開発に日々奮闘し、医療従事者はECMOなる人口心肺装置を使って一人でも多くの人の命を救おうと寝る間も惜しんで稼働しています。

 

 

そんな人たちよりも自身の方が医学的知識が豊富だとでも思ったのでしょうか。

 

 

昭和のスポ根精神、絶対的権力者の指導者、医学的見地より根性論が優位性を保つ学生スポーツの世界。そのすべては幻と化し、今や専門教育を受けたスペシャリストたちが最適なパフォーマンスのために選手たちを指導・サポートしてくれています。

 

 

というのはそれこそ幻であり、鉄腕アトムが誕生してから(原作では2003年4月7日が誕生日とされています)19年が経過した2022年においてもなお、まるで雑草のごとく、昭和式スポーツ指導の悪しき習慣を体現しているかのような監督が存在しているのです。

 

 

この風潮が大嫌いで部活動を拒否し続けた結果協調性のない性格になった気がしないでもないのですが、理不尽な指導や高圧的な態度には刃向う気質がDNA単位で刷り込まれているようでどうにもこの学生スポーツの世界に馴染めないのであります。

 

 

そもそも巨乳の筆者、有酸素運動では人より多くの負荷がかかるため黙々と筋トレに勤しんでまいりました。集団スポーツはとりわけ有酸素運動的な要素が含まれており、他者には理解できない苦悩を密かに抱えながらも体育の授業を乗り切ってきた結果、社会人になった途端有酸素を捨て無酸素に走りました。

 

 

このような性質を持った筆者が一番理解できないのが、集団スポーツにおける指導者の絶対的権力なのです。

 

 

人のことを批判・判断できるほど大層な人間ではないし、ましては意見・助言しようなどおこがましいので実生活ではもちろんしません。が、筆者の心の内が覗き込めるこのブログでは意見を述べてもいいと思うのです。

 

 

 

お前は黙ってスポーツの指導だけしていろ。

何様のつもりで人格否定発言を繰り返すのか。

スポーツで実績残してようが腐りきった人間性のお前には指導する権利なし。

 

 

 

特定の誰かに対してではありません。

運動部の不祥事を目にすると常に思うのです。

 

 

熊本の私立高校サッカー部の不祥事、あれも

「サッカーしかしてこなかった筋肉バカ(監督・コーチ)」

「サッカーするためにだけ高校に来て威張り散らす筋肉バカ候補生(暴力先輩)」

で構成されている、腐りきった昭和的スポ根の世界観が引き起こした悲劇でしかないのではないでしょうか。

 

 

スポーツ進学を否定しません。

寧ろ、15歳にして親元離れてでも突き詰めたいものがあることは立派なことだと思います。だからこそ、指導者はスポーツのみならず生活面におけるまで手本となるような振る舞いが求められるのではないのでしょうか。

 

 

スポーツにおける技術面の評価が個人に対する評価になってはいけないのです。

脳みそまでもが筋肉になってしまうような指導はするべきではないのです。

 

 

 

 

 

 

 

定期的に起こる学生スポーツの指導者問題を目にし、息子には水泳くらいでやめておこうと心に誓った筆者でありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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