レトルトカレー見聞録

カレー好きの筆者(アラフォー子持ち)が世に存在する様々なレトルトカレーを実食しその魅力を発信しつつダイエットを綴ります

番外編:箱入りカレーの嫁入り

レトルトカレー見聞録番外編、今回は「箱入りカレーの嫁入り」について語ろうかと思います。

 

実食後の感想より実食までの前置きが長いことが特徴の当ブログですが、これは対象カレーの全てを熟知したうえで味わうことで実食後の感想に冗長構成は必要ないと考える筆者の意図の現れです。ではそんな筆者がレトルトカレー購入から実食に至るまでどのような過程を踏んでいるのか皆様にご紹介します。

 

まず、レトルトカレー陳列棚でそのお顔をしっかりと吟味。それはまるで「見合い相手の写真を吟味している」かのようです。気になる娘が見つかったらそっと手に取り背面を考察。前述の例えを使うと「とりあえず気になる人がいたからプロフィールをちゃんとみておこう」といったところでしょうか。

 

購入後湯煎調理の準備をしている間に外箱両面をしっかりと確認。最初にパッケージ。よくよく見ると魅力的な個性が光るものばかりです。「お見合い後2度目のデートで、初回ではわからなかったチャームポイントが見えてきた」のです。

 

何気ない所作、気遣い、言葉遣いの一つ一つに「ああ、この娘はご両親の愛を目いっぱい受けてきたのだな」と感じ、育ちの良さを感じ取れます。これはレトルトカレーパッケージにまさに共通していることで、パッケージ考察から企業様のその製品への親心のような愛を感じるのです。

 

例えばシリーズ販売されているものはその特徴に応じ背景が変えられていますが、これは「同じ姉妹でも性格は全然違うから一人一人の個性を尊重する教育を目指していこう」という親目線が感じられます。

 

さあ、背面考察。

 

ここでは厳しくも愛に溢れた躾を受けた娘の内に秘めたるポテンシャルが露呈します。「デート3回目、予想していなかった新たな一面が見えてきて、胸の高鳴りが止まらない」状態です。そう、原材料に予想だにしない名を目にしたあの衝撃と同じように。もうこの段階でその娘の虜。この後実食においてどんなことが待ち受けていようとも彼女への愛は不変です。そもそも企業様が手塩にかけて育てたレトルトカレーさんをちょっとやそっとのことで嫌いになるわけなどないのです。

 

いざ、実食。

 

これを男女関係に例えるとアダルトサーチで排除される可能性があるので筆者がどのように例えようとしていたのかは皆様の想像にお任せします。

 

やっとその全てを目にすることが出来、この段階で腹4分目。残りの4分で目いっぱいレトルトカレーさんを愛でていきます。愛に満ちた行為…辺りは香ばしいカレーの香りと共に幸福感で満ち溢れています。

 

…食後は空になった食器を見つめつつこのような素晴らしいカレーを世に輩出した企業様に敬意を表しスプーンを置くのです…

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