12日目:大塚食品 マイサイズ 100kcalグリーンカレー 辛口
レトルトカレー見聞録第12回、今回紹介するカレーは「大塚食品マイサイズ・100kcalグリーンカレー」です。
エスニック料理が大好きな筆者はかつて業務スーパーからココナッツミルクとタイ産グリーンカレーペーストを購入し自宅で4人前作ったが家族誰もが手を付けず丸2日間グリーンカレーのみを食べ続けた経験があります(甥は「げろ臭い」と言っていました)…
にも関わらず飽きずに定期的にタイ料理店に足を運びグリーンカレー&フォーセットを食すというこのエスニック中毒、もはやタイへの嫁入りを検討したほうがいいレベルです。グリーンカレーは基本的に辛口ですがココナッツ独特の甘さが爽やかに香ることでそれが中和され、その多段階的味覚刺激要素が筆者を虜にして離しません。名倉潤の爽やかながらも濃口の癖になる笑顔を彷彿とさせるグリーンカレー。
本日は世界初のレトルトカレー「ボンカレー」の生みの親・大塚食品様から販売されているマイサイズシリーズにて実食・レポートさせていただきたいと思います。
では、パッケージ拝見。
グリーンカレーと言えば何といってもナスと筍の食感コラボレーションでしょう。シャキシャキとした筍と、くたくたに煮込まれた柔らかなナスのコントラストが食べる者の舌を飽きさせません。
また、通常のカレーとは異なりルーの色がホワイトベースであることから、写真のように輪切り唐辛子が目視できるのも辛口党の筆者には好感度大の一因なのです。
そして右中央部、見てくださいこちらのイラスト入り「温め方」。なんと箱ごとレンジ調理出来るとのことです。シュワッチ!!と聞こえてきそうなこの様相。
いつの日かマイサイズがランチパックと共に宇宙に飛び立つ日を夢見て…
では、考察。
来ました素揚げナス。そして筍、鶏肉とグリーンカレー定番具材が軒を連ねます。今までのカレーとの一番の違いは第8位の魚醤ではないでしょうか。
エスニックと言えば魚醤、所謂ナンプラーというやつですね。秋田名物しょっつるもこの仲間に分類されます。筆者は以前アンチョビ作成過程において熟成中のタッパーをひっくり返してしまい魚醤流出&熟成失敗という苦い思い出があり、この魚醤という言葉に畏敬の念にも似た恐怖を抱いているのですが、やはり東南アジアには欠かせない調味料なのですよね…
2019年こそはアンチョビ&魚醤作りを成功させたいものです。カレーという名のもとにおいてunder 100kcalを実現した大塚食品様の販売戦略に感謝・敬服し、「大塚食品マイサイズ・100kcalグリーンカレー(150g)」
いざ、実食。
筆者がエスニックをこよなく愛する理由、それは辛味・酸味・甘味の絶妙なバランスが北国の筆者に塩味とは異なる刺激と満足感を与えてくれるからです。この満足感は筆者の在住地の隣県が推奨している「だし活」に共通しているもので、塩味ではない「風味」で食べる者を満足させようというエスニックと同様の意図が感じられます。この「だし活」、塩分摂取量を減らし短命県の汚名を返上しようというそのネーミングからは想像もできないほど重要なミッションを背負っており、言わば婚活の3親等に値するほど「生きとし生ける全ての者の人生に大きな影響を与える活動」となっているのです。基本的に北国は濃口ですからね、北東北3県で取り組むべき問題だと思いますよ。
話が逸れてしまいましたのでカレー解説に戻りましょう。グリーンカレー必須要素が揃っているのですから間違いありません、これは筆者が愛するグリーンカレーです。正直カロリーから何かしら足りないんだろうな、カレースープくらいの気持ちで食べようかなと思っていたのですが裏切られました完全に。ええ完全に。鶏肉追加してランチプレートで提供すれば立派なカフェ飯完成です。
冷えてきたらココナッツミルクの風味にスパイスが押されてくるのもまさにグリーンカレー。もう今度からはこれでいいです。業務スーパーで58円だからお財布から出ていく金額も蓄える脂肪量も最小限で済むし。次回の買いだめレトルトさん決定です。
…などと言いながら今年中にグリーンカレー&フォーセット食べに行こうかなぁなどと思いを馳せ次期候補を求め彷徨う…
↑amazonからどうぞ